親愛なる君に

【名古屋校・第１回 大人の遠足塾】は、
「あいちトリエンナーレ2019」を見ても、まだ終わりません。
そこから、漆芸家・高橋節郎館へ。
10回来ているハルピン、はやり存在を知らず。
さらに、ハルピン、未知の領域へ。
建築家・谷口吉生さん真骨頂の水面を巡りながらの景色を味わう。
さらに、ランドスケープアーキテクトのピーター・ウォーカーのお庭を楽しむ。
もともと挙母(こもろ)藩の居城の跡だけに、豊田市が一望できる。
２階の室内の景色とも、また違う味わい。

徳川お膝下なので、茶道王国。
お茶室・童子苑の立礼席で、一服味わわせていただく。
10回ハルピン、緊張の極致。
【大人の遠足塾】に参加した【中谷塾】塾生、
フリーズして、主菓子に手を出せず。
作法をアドバイスしていただくと、
主菓子を転がしそうになりながら、渇いた喉でお抹茶を味わう。
ハルピンデートでは、今頃、カフェの行列に並んでいる。

まだ終わらない。
図書閲覧室に入る。
「こんなとこ、入っていいんですか」と、ハルピンの声が震えている。
なんと、学芸員の人が、成瀬さんのお知り合い。
さすが、神出鬼没の工作員・成瀬さん。

締めは、ミュージアム・ショップ。
男子、素通り。女子、盛り上がり。
画集のような箱に入ったポップコーン。
金色のゼリーなど、プレゼントには最適グッズだらけ。
ハルピン、このあと、ダンスのレッスンなのに、
先生にお土産、買わず。
僕からのみんなへのプレゼントは、各自の好きな絵はがき。

彰宏より

P.S.
「美術館は、絵を見るだけではないんですね」
と、ハルピンが帰りの電車の中でつぶやいた。
これが【大人の遠足塾】だと、【名古屋校】のみんなにも実感してもらえた。
「【名古屋校・大人の遠足塾】、またやってください」
もちろん、現在、交渉中です。