老舗の味は、自分の思い込みを覆してくれる。
(ナカタニズ・テーブル大阪・前編in和久傳)
2020年12月17日(木)
親愛なる君に
12月のナカタニズ・テーブル大阪は、
京都の老舗・和久傳に伺いました。
名古屋校から、ブドウの収穫を終えた内田くん、谷さんが参加しました。
名古屋から京都は、新幹線で30分なので、
家族サービスやデートに使える距離であることに、
あらためて、気づきました。
テーブル大阪は、このところほとんど、テーブル京都になっています。
「名古屋校は、大阪にも東京にも、どちらにも参加しやすくて、
羨ましい」
と、両方に参加してるタイチョウが言いました。
青竹筒の日本酒が、おもてなしに振る舞われ、
甘い香りを味わいました。
手のひらまで真っ赤な紅葉になったタイチョウは、
飲まないで味わう方法を、学びました。
趣向には、2つあります。
お店の趣向と、今日のお料理の趣向について、
語り合いました。
お箸の帯の解き方で、ジタバタするのは、
初体験でアタフタする童貞の可愛らしさ。
お吸い物を、お箸で頂く時のお箸の持ち替え方で、
谷さんが格闘。
ズボンに、いいお味の出汁を染み込ませていました。
煮物を頂くしゃもじは、子どもがカレーを食べるような姿から、
今日で、卒業できます。
お料理の出し方も、
薄味から濃い味という常識を覆し、
濃い味と薄味が交互に揺さぶりをかける趣向。
差し替えられるお茶の器が、毎回違うテイストのもので
楽しませてもらえます。
楽しいのは、コース料理の中での、
ご飯物を選ぶ瞬間。
<鯛の黒寿し><鯛煮麺><かきうずみ豆腐>
僕は、選択肢の中で、毎回、予定変更します。
<かきうずみ豆腐>に決めていたけれど、
僕の口から出たのは、
お店のシグニチャーメニュー<鯛の黒寿し>でした。
大正解でした。
僕の中での、鯛のイメージが変わりました。
テーブルで行ったお店に、毎回、1週間後に行っている
内田くんは、次回は、<鯛の黒寿し>に決心を固めているのが、
わかりました。
彰宏より
P.S.
ここで終わらないのが、ナカタニズ・テーブルです。
体が、温まった後、13日までの特別公開<東寺五重塔・初層公開>へみんなと向かいました。
明日のレターに、続く。
P.S.
来月から、ナカタニズ・テーブル京都にしましょう。
第1回は、萬福寺で普茶料理です。
◆ナカタニズ・テーブル京都/体験塾大阪