自分のアートの幅を、どこまで広げられるかが、感受性だ。
(【大人の遠足塾】上野でギリシャ・パリ・明治編)
2016年09月08日(木)
親愛なる君に
「ギリシャ・パリ・明治」をたどる
【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】上野編は、
まずは、トーハク(東京国立博物館)で、特別展「古代ギリシャ」。
教科書で見たことのある作品の本物を見ながら、
ギリシャ時代を8つに分けて、解説。
「ギリシャ彫刻は、前より後ろの美しさ」を生で見てもらいました。
ギリシャ時代の銀貨を見ながら、
この日、着けていった本物のギリシャ時代の銀貨を使ったブルガリの
カフリンクスで、解説。
トーハクついでに、
『半沢直樹』の「倍返しだ」の場面で有名な正面階段を紹介。
次は、2000年の時を越え、東京都美術館で、
「ポンピドゥー・センター傑作展」。
1906年から1977年まで1年1作家展示が素晴らしい趣向。
作家の名言と、ハンサムな写真に、
「顔はいい、言葉はうまい、文化力もある」。
これぞ、フランス。
灯香ちゃんの「こんなのは、芸術じゃない」というムッとした顔が、
現代アートとは、まさにこのリアクションのあるアートなのです。
自分のアートに幅を、どこまで広げられるかが、
感受性を磨くということです。
ミュージアムショップで、
各自が気に入った作品のポストカードを、プレゼント。
各人、急に、必死になる。
その後は、不忍池を通って、旧岩崎邸庭園へ。
ジャングルのように生い茂る蓮に、エミちゃん・佐久子ちゃん驚く。
パリから、地球を半周して、
明治財閥の豪邸で、いつものように「撮影ですか」と、ささやかれながら、
エスプレッソ・アフォガートで、しばし財閥気分。
彰宏より
P.S.
10月の【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】は、
「東京駅周辺美術館巡り」。
バタバタ通りすぎて見逃していた場所に、こんな美が隠れていた。