語る相手がいてくれるから、いい物語が生まれる。
(映画『世界から猫が消えたなら』)
2017年07月31日(月)
親愛なる君に
【中谷塾 セミナー・映画塾】で
『世界から猫が消えたなら』を紹介しました。
悪魔が、1日寿命を延ばすかわりに、
世界からひとつのものを消すというお話です。
猫は、大切なものの象徴です。
命と引き換えにしてもいいものです。
悪魔が、「映画を消そう」と言った時、
「映画は、やめて」と声が出てしまいました。
原作者・川村元気さんの映画愛に満ちた映画でした。
映画を通して親友ができて、恋人ができる物語は、
まさに僕自身の大学時代でした。
『海の上のピアニスト』のセリフに、
メッセージが象徴されています。
〈何かいい物語があって、それを語る相手がいる。
それだけで、人生は捨てたもんじゃない〉
伝える相手がいてくれるから、
いい物語に価値が生まれるのですね。
彰宏より
P.S.
塾と読者という物語を共有する相手がいてくれるおかげで、
僕はいい物語を作ることができます。