都会の中で、江戸時代の人が見た景色を味わうのが、贅沢だ。
(東京校体験塾in隅田川クルーズ&浜離宮恩賜庭園)
2020年12月10日(木)
親愛なる君に
年内最後の東京校体験塾は、5ヶ月ぶりに東京に戻って、
「隅田川クルーズ&浜離宮恩賜庭園」。
大阪校体験塾の琵琶湖疏水クルーズ、
中谷庵・藤本靖先生の船のリラックス効果の講義に続いての、クルーズ。
またしても、ほぼ貸切。
透明の天井から、ギリギリいっぱいにくぐる橋の下が、見える。
車で通り過ぎると、橋を見ている余裕はない。
歩いていても、上からしか、見ることができない。
船からだと、スカートを覗くような罪悪感を感じながら、
見ることができた。
3つ先の橋まで見えて、橋のパレードだった。
それぞれが、デザインもカラーも、時代も、異なっていて、
それぞれが、物語を持っていた。
川から見ると、全く違う景色だった。
狭い水門にギリギリ入る船の操縦の超絶技巧を見せつけられて、
浜離宮恩賜庭園に。
チケットのチェック無しで入れるのは、将軍様になったような来賓気分。
水面の穏やかさ。
水面に雲が映るなか、お伝い橋を渡ると、雲の上を歩いている心地になる。
それにしても、静か。
鴨猟がなくなって、鴨が平和に泳いでいる。
家斉公は、女性も愛したけど、植物も愛した。
恋愛王ルイ15世も、植物を愛したのに似ている。
樹齢300年の松の枝が横へ這うように伸びている様は、
二条城の狩野探幽を思い出す。
明治天皇が、グラント将軍を接待した中島の御茶屋で、
お抹茶と練り切り。
アマビエのお饅頭も選べる。
またしても、奇跡の貸切状態。
自粛の間、クローズしていて、再開を待った甲斐があった。
彰宏より
P.S.
1月17日(日)東京体験塾は、
隈研吾さんの新建築・角川武蔵野ミュージアムを体験します。
◆【中谷塾】東京校体験塾
P.S.2
桂子ちゃんが、「変なのを、拾いました」と紅葉を見せてくれた。
なんとそれは、3枚葉の通天紅葉だった。
来週の東福寺からの招待状が、届いた。
◆【中谷塾】大阪校体験塾