重要文化財を守る人の熱い心に、触れる。
(【大人の遠足塾】東京ステーションギャラリー館長・冨田章さん)
2017年01月13日(金)
親愛なる君に
1月の【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】で、
「東京ステーションギャラリー」に行きました。
【大人の遠足塾】としては「ペール北山の夢」展に続き、第2弾です。
今回は、わざわざ冨田章館長にじきじきに案内いただくという
国賓待遇の栄にあずかりました。
冨田館長に案内してもらえるのは、
『ブラタモリ』と『ぶらぶら美術・博物館』くらいです。
東京ステーションギャラリーを何度も訪れていても、
まだまだ初めて知ったことだらけでした。
<構造煉瓦と化粧煉瓦の違いは>
<なぜ煉瓦のところどころに木が交じっているのか>
<なぜ煉瓦の表面に、削った跡があるのか>
<なぜ煉瓦に「熊さん江」と書かれているのか>
<なぜ東京駅の床は、こんな模様か>
<北口と南口を床で見分ける方法は>
<なぜ東京駅の上に月の満ち欠けの模様が入っているのか>
<なぜ東京駅は空襲で焼けた後、すぐ復興できたか>
<平成の修復の際に、壁から出てきたものは>
関東大震災、東京大空襲を経て、東京駅は、現在、重要文化財。
やがて、国宝になり、間違いなく世界遺産になるでしょう。
保存のために、触ることはできませんが、
設計者の辰野金吾、すべての職人さん、そして冨田館長の
熱い思いに触れることができました。
彰宏より
P.S.
そのあと、東京ステーションホテルで、
またまた衝撃を受けることになります。
明日のレターで。