親愛なる君に

子どもの頃、我が家は、洋食屋さんをする計画があった。
それくらい、父親は、洋食が好きだった。
父親と、大阪市内に映画を見に行く時は、
決まって洋食だった。
だから、今でも僕は、洋食が好きだ。

8月21日（日）のナカタニズ・テーブル東京は、
銀座の職人さんに会いに行くシリーズ。
洋食の老舗「銀座みかわや」さんに行きます。

「洋食」「みかわや」という名前を聞いて、
油断してはいけない。
洋食とは、フレンチ・レストランのことを指す。
「みかわ」とは、徳川恩顧の重心を意味する。
そんな油断は、お店の中に入って、
ひれ伏すことになる。
瀟洒な螺旋階段。
壁に飾られたマネの「フォリーベルジュールのバー」の絵を見ると、
気持ちが引き締まるはず。

そのギャップを狙っての
油断させるネーミングであったことに気付かされる。

日本フレンチ界の父のサリー・ワイルに
横浜ニューグランドホテルで師事した初代から、4代目。

フレンチから、洋食に。
日本人が、なぜ洋食が好きかが、わかる。

彰宏より

P.S.
『ホテル王になろう』のオータパブリケーションズの
太田進社長に初めて連れて行っていただいたお店が、
「銀座みかわや」だった。
当時、僕は35歳。

あの時の感動を、
みんなにも、体験してもらいたい。

◆【中谷塾】ワークショップ
（【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから）

★8月21日(日)ナカタニズ・テーブル東京
銀座 みかわや