食事に行くとは、お店の人に会いに行くことだ。
(9月ナカタニズ・テーブル京都 in WAGYU KAJIYA神慈や with 松本克彦さん)
2024年09月22日(日)
親愛なる君に
9月のナカタニズ・テーブル京都は、
「WAGYU KAJIYA 神慈や」さんに行きました。
京都水族館元館長の松本克彦さんが、
始められたお店です。
建物は、元呉服屋さんの京町家をリノベーション。
<藍染の屏風「一円相」は、京藍染師・松崎 陸さん>
<生け花は、村山和正さん>
<和ローソクは、中村ローソク4代目・田川広一さん>
<屋号は、「黒田官兵衛」の書家・祥洲さん>
<半纏は、⼤⼊商店さん>
<襖の和紙「柿渋和紙」は、紙司柿本さん>
<2F 建具扉の「⿇ジュートメッシュ」は、⽥中直染⾊店さん>
<2F 和室の座布団「3 ⾊あられ」は、洛中⾼岡屋さん>
<テーブルは、家具屋いえのぐさん>
<座椅⼦と和室のテーブルは、potitek 上⽥直美さん>
まさに、京都伝統工芸の博物館の中でいただく食事になりました。
松本さん、自ら案内していただきました。
<すき焼き御膳>と<しゃぶしゃぶ御膳>を
シェアしながら、両方いただく贅沢。
そこに、天ぷら・お作り・湯豆腐・前菜盛り合わせが入るので、
テーブルに乗り切りません。
神慈や牛と言いながら、お魚もお野菜もたっぷり。
京料理が、あっさりだけではないことを、思い知らされました。
地元の惠子ちゃんも、ご満悦でした。
帰りがけに、ミャンマー出身のスタッフの女性に、
僕がビルマ語で「ありがとう」というと、
ゴキゲンな笑顔になってくれました。
それを見たハルピンは、驚いていました。
「シャーロック」でよくあるシーンです。
松本館長という方と繋がることで、
また出会いが生まれました。
食事に行くとは、そのお店の人に、
会いに行くことです。
彰宏より
P.S.
次回のナカタニズ・テーブルは、
10月13日(日)です。