食事をするとは、隠された趣向の謎解きを楽しむことだ。
(10月隠れ家テーブル in リストランテ・アルマーニ銀座)
2021年10月07日(木)
親愛なる君に
10月の隠れ家テーブルは、
リストランテ・アルマーニ銀座に行きました。
いつにもまして、入る前から緊張する一同。
1時間前から、アルマーニタワーの前をうろうろする
なかなかの挙動不審ぶり。
夫婦参加の真ちゃんキャプテンは、
エミちゃんが、いつもより朝から緊張しているとレポート。
僕が来ると、しまっていたドアが開き、
エミちゃんは、魔法を見るように、驚く。
日本人よりも敬語が上手な、マネージャーのジュリアンさんに
エスコートしていただいて、個室へ。
マスクケースも、アルマーニデザイン。
大島紬のエミちゃんに、和装用のナプキンホルダーが手渡される。
アタッカーズビジネススクールで、僕のリーダーマナー講座に参加していた
黒塚くんと長谷川くんが、両サイドバックを固める。
法子ちゃん・桂子ちゃん以上に、緊張している。
今日のコースは、品数の多い豪華なアルマーニコース。
細長いチケットのようなものが、
アミューズ・ブーシュ。
新玉ねぎのチップスになっている。
これが、料理の招待状だ。
メニューには、アミューズ・ブーシュとしか書かれていない。
食事を楽しむとは、隠された趣向の謎を解くという謎解きゲームだ。
気づかない人は、素通りしてします。
塾の予習で、器・カトラリー・リネンを見るというテーマで来ていた
黒塚くんは、お皿を裏返して、見ている。
器は、有田焼き。
サイの角製の柄のナイフ。
デザインは、アルマーニ。
シャンパンゴールドのナプキンは、ポケットチーフの光沢感がある。
パンは、パンチェッタ入りの
ブリオーシュ・ドライトマト入りのフォカッチャ。
小さいサイズのバゲットが、次々と登場。
おかわり自由を、桂子ちゃん、確認して安心。
メニューは、塾でまた後日復習。
肝心なのは、メニューにない特別メニュー。
ひとつひとつの小袋に入ったものを開けると、
アルマーニロゴ入りどらやき。
「アルマーニ焼きです」
ジュリアンさんは、品がありつつ、笑いを取る。
そのトークに、真ちゃんが完敗の苦笑い。
アルマーニレストランを率いるエグゼクティブ・シェフの
カルミネ・アマランテさんが、わざわざご挨拶に来てくださる。
ローマの3つ星シェフに生でお話できるのは、
隠れ家テーブルならでは。
食事の後、ホール席、バーコーナーを案内していただく。
アルマーニのショップを回る。
エミちゃんの帯の色にコーディネートした
グレージュのバッグを見て、エミちゃんは「これやな」という
顔をしていたことに、真ちゃんがまた苦笑い。
アルマーニ・カーサに、レストランで使ったカトラリーが並ぶ。
家の中で遊べるように、
アルマーニの卓球ラケットが、プレゼントにいい。
真ちゃん・エミちゃん夫妻は、
この後、サローネで、プライベート・スタイリングコーナーに、
向かった。
法子ちゃんの「新記録」が、出ました。
隠れ家は、食べに行くところではない。
黒塚くんの今日のテーマの食文化に打ちのめされるのには、
もってこいの体験でした。
彰宏より
P.S.
11月の隠れ家は、
看板もなく、暖簾が結界になっているお店で、
「四角いお好み焼き」体験へ。
◆【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)
★10月10日(日)ナカタニズ・テーブル京都
THE THOUSAND KYOTO
★10月10日(日)ナカタニズ・テーブル名古屋
ビストロ イナシュヴェ