1人の読者と一生つきあうために、同じ話を書かない。
(書く時のポリシー)
2015年04月12日(日)
親愛なる君に
「中谷さんの本の読者は、どうして長く読み続けているのですか」
と、聞かれました。
僕は、本を書く時に心に決めていることがあります。
〈同じ話を、二度書かない。〉
〈他の人の本に書かれていることは、書かない。〉
読者を増やすことよりは、
1人の読者と一生つきあっていきたいと考えています。
「前の本にも、あった」
「どっかで、読んだことがある」
というのがあると、長くつきあっていくことができないのです。
読者は、話が重複し始めると、継続して読むのをやめます。
自分としても、書きたいことが毎日あふれているのに、
同じことを書くのが、もったいないのです。
彰宏より
P.S.
僕を指導してくれたすべての先生への恩返しのリレーとして、
書いています。