見ているつもりの職人さんから、見られている。
(【大人の遠足塾】銀座職人/前編)
2019年12月06日(金)
親愛なる君に
12月1日(日)の【東京校遠足塾】は、銀座職人巡りシリーズ。
まずは、スウォッチ・グループのフラッグシップ
「ニコラス・G・ハイエックセンター」。
オメガのメンテナンスで働いている加瀬くんが案内してくれる
スペシャル企画。
「加瀬レポートで有名な本物の加瀬さんですか」
と、広島からラブラブ旅行できている大井さんが感動する。
何本ものスケルトンのエレベーターが行き来する
SF映画に出てくる宇宙船。
しかも、坂茂さん設計なので、まるで紙と木でできた宇宙船。
14階の特別スペースや、VIPルームも見せてもらう。
2000万円クラスのプレゲを見ているふりをする
キャプテン・真ちゃん。
時計店で5時間過ごすという、買う気満々の大井さん。
授業で習った木の化石の珪化木をつかった世界で1つだけの時計を、
エミちゃんが見ている。
「シリアルナンバー、1/1って」と真ちゃんが驚く。
ここは、時計店ではなく、美術館。
オープンキッチンのように、
職人さんが作業をしている姿を見ることができる。
話を聞くと、実は、見ているつもりのお客さん側が、
職人さんに見られていることがわかる。
エミちゃんが、落ち着いて見る余裕がなかったという
和光ホールで、江波冨士子さんのガラス作品を鑑賞。
そこから、アントニン・レーモンド設計の教文館・聖書館。
横浜山手洋館めぐりの時に見た、
エリスマン邸のレーモンドに再会。
その後は、ヤマト屋シャツ店に寄って、
菱沼さんに作ってもらったオーダーシャツを、
内田くん・寺崎くん・真ちゃんが、チェックしてもらう。
チェックをその場で見れるのが、勉強になる。
自分がチェックしてもらっている時より、
余裕を持って見れるのが、勉強になる。
彰宏より
P.S.
さて、お茶をどこでするか。
総勢15名。
「銀座は、どこもいっぱいなんですよ」
と、通訳ガイドのケイティが心配顔。
中谷先生なら、どうする。
続きは、明日のレターで。
P.S.2
★12月22日(日)11時30分~13時30分
【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】(68)
「クリスマスを、パブリック・アートで屋外美術展を味わおう。
/六本木ヒルズ」
★12月29日(日)14時~16時
【大阪校ワークショップ・大人の遠足塾】(17)
「フランク・ロイド・ライトと山邑太左衛門の美学を、学ぶ。
/芦屋・ヨドコウ迎賓館編」