京博と三十三間堂に行って、近所をスルーするのは、もったいない。
(2月大阪校遠足塾in妙法院・智積院・養源院)
2020年01月24日(金)
親愛なる君に
京都東山から、京都駅に戻る時、
僕はいつも、東大路通から塩小路通へ入ります。
曲がる手前が、東山七条です。
2月大阪校遠足塾は、「妙法院・智積院・養源院めぐり」です。
妙法院は、青蓮院・三千院とならぶ天台三大門跡寺院。
後白河方法が、ここで院政を敷きました。
秀吉が京都の大仏を作った方広寺も、千手観音×千人の三十三間堂も
妙法院の敷地でした。
秀吉が、八大宗の僧侶集めた際の庫裏(台所)は、国宝。
智積院は、秀吉の三歳で亡くなった鶴松を弔う祥雲寺が起源。
長谷川等伯父子の「楓図」「桜図」を見ると、
強さの狩野、動きの等伯がわかる。
庭園は、利休好み。
養源院は、淀君が父・浅井長政の菩提を弔うために創られました。
関ケ原の戦いの前哨戦の伏見城の戦いの時、自刃した武将たちの血が
こびりついた血天井は、生々しい。
左甚五郎の鶯張り廊下、俵屋宗達の杉戸絵など、見どころ満載。
京博と三十三間堂に行く割には、
ビッグ三院をスルーしてなかったかな。
彰宏より
P.S.
歴史は、教科書の中だけではなく、日常の中にあることを
感じることができます。
◆2月23日(日/祝)13時30分~15時30分
【大阪校ワークショップ・大人の遠足塾】(19)
「等伯・宗達・血天井を、現場で味わう。/智積院・養源院」