質問なんかないのが、インスピレーションが溢れる秘訣だ。
(コシノヒロコさんと親戚コラボトークinKHギャラリー芦屋)
2020年07月29日(水)
親愛なる君に
コシノヒロコさんとの親戚コラボトークに、行ってきました。
芦有ドライブウェイを超えると、
KHギャラリー芦屋には、
海側とは全く別世界が広がっています。
ヒロコ姉ちゃんと、控室で話し、
本番で話し、終わってからご自宅に移動して話し。
全編、雑談。
「よく、ひとつのことで、こんなにつなげて話すわね」
と、ヒロコ姉ちゃんは満面の笑み。
お互い様。
気がつくと、お互い何も質問しない。
今日、来た人に感じてほしかったテーマが、これです。
本当に楽しい話には、質問なんてない。
通常のトークイベントにある質問タイムを作らなかった。
あらゆる質問は、
「この絵は、何がかいてあるんですか」
という質問と同じだからです。
目の前のものからインスピレーションを広げている人は、
質問なんかしないのです。
真面目な塾生は、質問タイムを作ると、
準備してきた質問をして、
ヒロコさんをガッカリさせる事になったでしょう。
「質問してるヒマがあったら、
自分のインスピーレーションを愉しめばいいのよ」と、
テレパシーで教えていただきました。
彰宏より
P.S.
窓から見える霧雨の松林が、
「等伯<松林図屏風>だな」と感じながら、眺めていました。
KHギャラリー芦屋は、
インスピレーションを人と自然から感じる場になっていくのがいいな
と、思い浮かべていました。
「今度は、10月にまた一緒にやりましょう」
と、ヒロコ姉ちゃん。
質問なんかしなくても、同じことを考えているのが、楽しいです。