親愛なる君に

「大人になるには、どうすればいいですか」
と、個人コンサルで聞かれました。
本を読むことです。

思い出の本の話をすると、
その頃、自分がしていたことを思い出します。
本は、思い出の記憶装置なのです。

『本に、オトナにしてもらった。』（かざひの文庫）で、
子どもの頃からの本の思い出を書きました。
本に出会うことで、
人生が変わってきた気がします。

同じかざひの文庫では、
『そのひと手間を、誰かが見てくれている。』では、
「イラストが、かわいい」と評判でした。

今回も、植松彩子さんが、可愛いイラストを
たくさん描いてくださいました。
僕のお気に入りは、
彼女とソファーで寝転がりながら、
それぞれ本を読んでいる絵です。

挿絵も、本の楽しみです。

彰宏より

P.S.
「どの中谷本から読めばいいですか」
本は、おみくじです。
パッと手に入ったものが、
神様からのアドバイスです。
◆『本に、オトナにしてもらった。』(かざひの文庫)