親愛なる君に

「東寺さん」の食堂で、仏様の化身のおばさんに導かれて、
焼けた四天王に出会えたあと、
平安時代の道幅が残る櫛笥(くしげ)小路へ。
またしても、通常非公開の「観智院さん」が、開いている気配。
もちろん、入館時間が過ぎている。
さすがに、次回かと諦めかけた時、
またしても、仏様の化身が現れました。
「少しでも、よろしければ・・・」
客殿は、国宝。
記憶力を授けてくださる五大虚空菩薩像５体が、
馬・象・獅子などにまたがって、
西部劇のように並ぶ。
「少しだけ」のつもりで帰ろうとしていたら、
「『宮本武蔵の鷲の図』は、ご覧になりましたか」と
またしても、仏様の化身が。
ずっと、見たかった武蔵の２羽の荒鷲の絵。
化身は、絵の解説までしてくださいました。
ダメ元でも、訪ねていけば、仏様の化身が助けて下さいますね。

彰宏より

P.S.
仏様にお返しで、勉強に精進させていただきます。