親愛なる君に

「清水三年坂美術館」館長の村田理如さんと、
「津田楼」でお食事をご一緒させていただきました。

村田館長のお話を伺っていると、
コレクションの幅もさることながら、
ひとつひとつの収集品を手に入れるための物語に感動します。
中南米の島の衣装を集めるために、
サメのうようよ泳ぐ島々を巡る体験談は、
まさに『インディ・ジョーンズ』でした。

村田館長は、美術品を集めるコレクターではなくて、
物語を集めるコレクターです。

彰宏より

P.S.
村田館長のように芸術を愛する人の話を伺うたびに、
僕は何を集めているのだろうと、自問自答します。
きっと僕は、素敵な人の物語を集めているんだと思います。