親愛なる君に

新幹線搭載誌が好きです。
『ひととき』(１月号)の特集「京都 寿ぎの美 初老耽美派がゆく」
は、贅沢品でした。
美術史家の山下裕二さん、冨田章さん、高橋明也さんの
３巨匠「初老耽美派」による京都特別公開巡り。
これだけでも、本３冊分の内容量です。
「勉強臭い話は、やめようね」と碩学が語る話は、
一言一言が、深い。
それだけで、おなかいっぱいなのに、
安藤忠雄さんのインタビュー。
安藤さんは、こんなに読んでいるのに、
まだまだ知らないエピソードが出てくる。
さらに連載の裏千家お家元の16代・千宗室さんのエッセーも
味わい深い。
この雑誌が、グリーン車では無料というのは、申し訳ない。
早速、ルーズリーフに切り貼りをしてファイル。
そこから、手書きで、ノートに整理しました。
オリジナル、切り貼り、自前ノートの３段階の変化を、
【中谷塾】で見せて、ノートの作り方の参考にしてもらいました。
『ひととき』を読むためだけに、
用がなくても新幹線に乗る価値ありです。

彰宏より

P.S.
その話をしたら、素美ちゃんが早速ゲット。
「今月、もう新幹線に乗らない」とヘコむ桂子ちゃんに、
素美ちゃんが、「帰りもゲットするから」とプレゼント。
感激した桂子ちゃんが、【開運金筆色紙】をお返ししたら、
素美ちゃんも感激でした。

P.S.2
【大阪校】でも見せようと思って、
いざ見たら、「奈良特集」の２月号でした。
毎月20日で切り替わるみたいです。